2017年04月01日
【卒業】あさみちゃん♪


4月のおやすみ
毎週木曜日
※不定期で水曜日もお休みをいただきます。
よろしくお願いします。


http://photostudioballoontakatsuki.osakazine.net/


こんにちはー★今回も可愛いお写真をたくさん更新させていただきます

――――――――――――――

Date:2017/2/19
Name:あさみちゃん&しゅう君&あいみちゃん&ココ君

Plan:卒業プラン
――――――――――――――

3月も今日でおしまいですね

そんな3月の締めのブログを、素敵なお嬢さまの卒業写真で飾らせていただきます







かわいい犬のココ君と一緒

弟のしゅう君、妹のあいみちゃんも揃って撮影をしました



ココ君、とっても大人しかったです

みんなに抱っこされて、嬉しいのかな?

しゅう君とあいみちゃんも1人で撮りましたよ






ココ君のソロショットも

とーってもお利口さんにしてくれていました


ご来店ありがとうございました

春休み、満喫されていますか?
あさみちゃんは来たる新生活が待ち遠しいのではないでしょうか


次は振袖姿が見られるのを楽しみにしています

またのお越しをお待ちしています

そうです私がバルーンおじさんです・・・・・のコーナー





あさみさん、しゅうくん、あいみちゃん、みんなどんどん立派になって、その姿をバルーンおじさんに、見せに来てくれています。バルーンおじさんが一番覚えているのがあさみちゃんは、小学生、しゅう君とあいみちゃんは、浪商幼稚園の制服姿の三人写しです。

本当にお行儀も良く、そしてとても可愛い三人だったので今でも昨日のように覚えてます。3人ともお勉強もできそうです。もう手遅れですが、どうしたらこんな良い子たちに育てられるのか、お母様にご教授頂きたかったです。
さて今回、初お目見えのココちゃん。あさみちゃん達と同じでとてもお行儀がよく、良い子なのでビックリしました。写真を撮る時も、まるでぬいぐるみのように、動きません。そんなココちゃんだから、これからもみんなに可愛がられるに違いありません。
実は半年前までバルーンおじさんにも,仲良しのワンちゃんがいました。13年間毎朝6:30に決まって散歩に出かけるバルーンおじさんにとってお散歩の相棒でした。

毎日欠かさず、時には淀川の河川敷まで歩いて、お互い全速力で走って競争する事もありました。そのため仕事に遅刻しそうな時もあった事を、今でも覚えています。なぜこんな話をするかと言うとバルーンおじさんの、そのワンちゃんの名前もココちゃんだったのです。犬種は、スタイル抜群のトイプードルのココちゃんと違い、短足のコーギーです。でも足は速かったですよ。私達が仕事に出かけるといつも、一人ぼっちで、お留守番をしてくれるのです。帰るといつも、おおはしゃぎで出迎えてくれてました。トイプードルのココちゃんも、とてもお利口でしたが、コーギーのココちゃんも親ばかと思われるかもしれませんが,お利口だったと思います。でも、昼間は一人ぼっちで9時間ほど,お留守番をしていたので、インターホンで吠えるようになってしまいました。そんなココちゃんの一番のご褒美は、朝は1時間、夜は30分のお散歩です。ココちゃんの至福のひと時です。おやつを持って出かけるお散歩は楽しくて、楽しくてという感じでした。
ある日、散歩の最中、後ろ足がもつれる様な変な動きをしました。それから毎日何かの拍子で、後ろ足がもつれます。今から3年近く前の事です。後ろ足をたまに,擦るので爪の付け根から血が滲む事もありました。
何度かお世話になった、動物病院に連れて行くと、耳を疑うようなお話を、そこの先生がされました。病名は、変性性背髄症、コーギー特有の病気で、発症するかどうかは別にして、約40%のコーギーがその病気の遺伝子を持っているらしいのです。いざ、発症すると、後ろ足の神経麻痺から始まり、前足の麻痺から、そして最後は呼吸中枢まで麻痺して亡くなるそうです。
その日から、ココちゃんと、その病との闘いが始まりました。運動を続ける事により、病気の進行を遅くできると言う、話を聞いて、今までと変わらない、散歩を心がける事にしました。まず、靴を買いました。擦る事による足の怪我を防ぐためです。1足で靴が4個あります。
最初は後ろ足だけだったので、2個ずつ、使いました。3日ほど使うと穴が開きます。買い換えればきりが、ありません。1足3600円するのです。私の奥さんに、レザーの端切れを買って来てもらって、3日に一度その靴の修理をしなければならなくなりました。
それから半年が経ちました。とうとう後ろ足が動かなくなりました。インターネットでオーダーメイドで犬の車椅子を造っている業者さんが大阪住吉の方にある事を知り、そこにココちゃんを連れてゆきました。それから1週間後再びココちゃんを連れて行き、出来上がった車椅子を装着すると、最初は違和感があったようですが、しばらくすると、まだしっかりしている前足でその車椅子を自由に操り自分の行きたい所に行けるようになっていました。後ろ足の変わりに2輪の車輪が付いている車椅子です。またまたココちゃんは散歩が楽しくなりました。
それから1年程、経った頃、やはり病魔は前足に襲い掛かりました。車椅子の業者さんに、相談するとそろそろ、4輪の車椅子にされたらどうですか、とアドバイスされたのですが、まだ前足を頑張って動かしているのを見ると,とてもそんな気になりません。しかし少しでも楽に、と言う言葉により、業者さんのお話を受け入れる事にしました。4輪になると方向転換がしづらくなり、まだ動く前足を動かし、自分の意思とは関係ない、あらぬ方向に走って行くのを見て、思わず笑えてしまった事もありました。
そんな日々も長くは続かず、1年近く経って、ついに前足が動かなくなりました。それでも散歩は続きます。後ろ足は、すでに地面に着かないよう車椅子は細工していたのですが、前足も、同じように着かないようにしました。まだ食欲があるので、毎朝、おやつを持って出かけます。公園のベンチの上に車椅子から降ろしてやり、いつものドギーマーのささみを、口に持っていってやると、首には、まだ麻痺が来ていないので、頭を起こしておいしそうに食べてくれます。こんな不自由な体になっても、まだまだ楽しみはあるのです。

自由の利かない身体になってから、深夜に夜鳴きをするようにもなりました。昼間は誰もいないのが、分っているので、静かなようですが、夜は私達がそれぞれの寝床にいるのが分っていて、起きて傍に居てやると鳴きやみます。そんなココちゃんを見ると本当に辛かったです。
とうとう、自分でご飯を食べれなくなりました。朝と晩、柔らかいドッグフードを、口にいれてやると、まだ何とか食べてくれます。水は柔らかいぺットボトルの蓋に穴を開け、ストローを入れて押し出すようにすると、飲んでくれました。
昨年の10月8日、土日祝の3連休の最初の日、前撮りキャンペーンの一番忙しくなる日です。いつものように朝7:00トイレシーツを変えようとすると、いつもと違う便をしていました。寝たきりなので腰の部分だけトイレシーツを当てています。きれいにしてから、いつものドッグフードをスプーンで口に持っていっても口は開けてくれるのに、飲み込みません。呼吸がゆっくりです。いつものペットボトルで水を飲ますと一口2口飲んだような気がしました。私の方を見つめながら飲んでいるような気がしました。
ふとお腹を見ると、ついさっきまで動いていたのに全く動いてないのに気がつきました。慌てて私の奥さんを呼び、娘も呼びました。
10月8日7:15分あれだけ頑張ったのに、ココちゃんは天国に行ってしまいました。寝たきりでも、身体が全く動かなくても、夢は見れる、淀川の河川敷で思い切り競争した事や、散歩でおいしいおやつを食べた事を、生きてさえいれば夢で楽しめるのに。
一人ぼっちでココちゃんが死んだら、なんて思うと本当に辛いですが、私の仕事が思い切り忙しくなる直前、に私の目の前で息を引き取ったココちゃんに、私は、感謝します。

ココちゃんは、もともと、娘が小学校6年位の時、家に一人でいるのは、寂しいからと言う理由でブリーダーさんから、直接買い受けました。3ヶ月経たないうちに、散歩は私の仕事となりました。私が今まで病気ひとつしなかったのもココちゃんのお陰だとおもっています。
仕事に行かなければならなかったので、後は娘に頼みました。
あさみちゃん、しゅう君、あいみちゃん、おじさんの勝手な長話、本当にごめんなさい。ついついココちゃんの名前で、一杯思い出してしまいました。ココちゃんを連れてまた遊びに来てください。
では、またのお越しをおまちしてま~す。



Posted by スタジオバルーン at 01:01│Comments(0)
│卒業式